公益財団法人 永青文庫にて「熊本城ー加藤清正と細川家ー」展を開催中です(3/18~6/4)
2017.03.22
公益財団法人 永青文庫で、平成29年春季展「熊本城ー加藤清正と細川家ー」展が開催中です。
2016年4月の熊本地震により、熊本城も大きな被害を受けました。熊本城の被害と今後の復興については、県内を中心として全国的に関心が高まり、様々な分野から今も調査研究が進められています。本展覧会は、そうした熊本城に焦点あて、永青文庫所蔵の資料から熊本城の歴史と文化を振り返ります。皆様のご来場、心よりお待ちしております。
2017年4月で熊本地震発生から1年を迎えます。2度の震度7を観測した地震により、熊本のシンボルである熊本城は大きく傷つき、数多くの文化財が甚大な被害を蒙りました。
永青文庫は、肥後熊本54万石を領した細川家に伝わる文化財を保存・公開している美術館であり、熊本とは強く深いつながりを持っています。熊本城に焦点をあてた本展では、当館が所蔵する史料や美術工芸品等を通して、熊本城と細川家の歴史・文化を振り返ります。
加藤清正が築き、細川忠利入場以来240年細川家が守り伝えてきた熊本城の勇壮な姿。忠利が客人として招いた宮本武蔵。繰り返された熊本城の被災と普請。参勤交代で使用された御座船・波奈之丸など、熊本城にまつわる歴史を多方面から紐解きます。
熊本への理解を一層深めることが、復興支援の一助に繋がるとの願いを込めて、地震から1年に合わせ開催いたします。
(展覧会パンフレットより抜粋)
※期間中、講演会等も開催予定です。詳しくは、公益財団法人永青文庫HPをご覧下さい。
※なお、熊本県立美術館にて、4月より本展覧会と関連する展覧会「震災と復興のメモリー@熊本」が開催されます。そちらもぜひご来場ください。
※永青文庫研究センターは、両展覧会において企画・準備に協力しております。