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熊本被災史料レスキューネットワーク主催「被災史料が語る日本近世・近代史」講演会の報告

報告

熊本被災史料レスキューネットワーク主催「被災史料が語る日本近世・近代史」講演会の報告

2018/05/07 報告

 

 56日(日)、熊本県立美術館にて、熊本被災史料レスキューネットワーク主催「被災史料が語る日本近世・近代史」講演会が開催されました。

本センター長の稲葉教授は、熊本地震後の史料レスキューで発見された細川家臣築山家の古文書をもとに、近世以降も築山家は中世以来の拠点である淀(山城国)に居住し続け、京・大坂における細川家の政治的・経済的活動に大きな役割を果たしたと論じました。

 

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また、本センターの今村准教授は、熊本地震後に旧細川家臣宅からレスキューされた甲冑をふまえ、廃藩置県直後の細川家が数多くの歴代当主所用甲冑類を旧家臣たちに預けたこと、その後、預けられた甲冑類が旧家臣や細川家によって守られ続け、現代まで継承されたことを論じました。

 

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 講演会には、県内外から100名を越える参加者があり、非常に盛況でした。熊本被災史料レスキューネットワークでは、今後も歴史資料保全をテーマとした講演会を予定しています。その際は本センターHPで告知しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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