永青文庫所蔵 古文書セミナー2019実施報告(6/1、於日本女子大学)

報告

 6月1日(土)に、(財)永青文庫主催の永青文庫所蔵古文書セミナーの第5回目が日本女子大学新泉山館において開催され、約80名が聴講しました。
 5月に開催された後藤研究員の講演に続く、今年度2回目のセミナーです。
 「細川家歴代当主の甲冑と明治維新」という演題で、今村准教授が講師を務めました。
 2016年熊本地震の被災史料のレスキュー活動がきっかけとなり、本講演のテーマ「細川家の甲冑」について詳しい調査が行われました。
 講演では、そうした研究の経緯から始まり、甲冑が熊本城天守にて納められていたことから、明治維新後の甲冑の行方と現在までのつながりについて話され、参加者の方々は熱心に聞き入っていました。

 今年度最後になります第6回セミナー「細川幽斎―「古今伝授」と「天下統一」」は、9月に開催予定であり、稲葉センター長が講演されます。
 皆様のご参加をお待ちしております。

※セミナーはすべて先着順・事前申込み制で4/6より受付を開始しています
※現在の申込状況・申込方法については、(財)永青文庫へご確認ください

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(講演会の様子)

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