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八代市立博物館未来の森ミュージアム 特別講演会「熊本藩士たちの明治維新」の実施報告(9/28)

報告

 9月28日(土)、八代市立博物館未来の森ミュージアムにおいて、「熊本藩士たちの明治維新ー廃藩置県後の「細川家中」のゆくえー」の演題で特別講演会が開催され、永青文庫研究センターの今村直樹准教授が講師を務めました。
 講演では、松井家文書の調査過程で発見された日記や、熊本地震後の史料レスキューで発見された新史料も利用しながら、廃藩置県後の細川家と旧家臣たちの動向をリアルに読み解きました。そして、明治初年の版籍奉還や廃藩置県により、これまでの主従関係が否定されたにも関わらず、神風連の乱や西南戦争といった士族反乱、および細川家の甲冑や文書の保存に際し、細川家と旧家臣の間の密接な結び付きが存在していたことを古文書や現存する武具類から明らかにしました。
 会場には、定員の80名を超える多くの聴講者が参加し、熱心に聞き入っていました。

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(講演会の様子)

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