今年も、11月2日からの熊本大学学園祭「紫熊祭」の開催に合わせ、附属図書館・永青文庫研究センター共催の「附属図書館貴重資料展」「永青文庫セミナー」が開催されました。
貴重資料展「熊本藩に生まれた近代ー手永・惣庄屋制と地域行政ー」では、11月２日～４日までの３日間、普段は見ることのできない貴重な永青文庫資料をはじめとして、３年前の熊本地震で被災した家屋からレスキューした資料などが展示されました。
　来場者の方々は、解説目録を片手に、展示資料を熱心に見られていました。
　また、初日の11月2日（土）の午後には、第14回永青文庫セミナー「熊本藩政と手永・惣庄屋制ー近代地方自治の胎動ー」が開催されました。当センターの今村准教授が講師を務め、近代地方自治制の重要な前提となった手永・惣庄屋制の実態について講演されました。講演会には、約120名の方々にご参加いただきました。
　貴重資料展・永青文庫セミナーにご来場の皆様、ありがとうございました。

（稲葉センター長の挨拶）

（永青文庫セミナーで講演する今村准教授）