現在、熊本県博物館ネットワークセンターにて企画展「松橋地域に残る古文書の世界」が開かれています。

　平成28年4月に起こった熊本地震により、個人が所有する未指定文化財が大きく被害を受け、文化財を救助する活動が行われました。この企画展では、文化財レスキュー活動により発見された「宇城市小田家資料」や「宇城市本田家資料」を中心に、河江手永(現在の松橋町や小川町）とそこに所属した村々に残された古文書を通して、地域に残された古文書を守る意義について考える内容となっています。

　関連企画として、当センターの今村准教授による講演会も行われ、講演会終了後には展示解説もあります。皆様、ぜひご参加ください。

講演会

「地域行政アーカイブと日本近世史研究

-小田家文書「河江旧記」の画期性-」

　　●講　師　　熊本大学　永青文庫研究センター　今村直樹准教授

　　●日　時　　令和2年7月11日(土)13：00～14：30

　　●場　所　　熊本県博物館ネットワークセンター　

　　　　　　　（〒869-0524　熊本県宇城市松橋町豊福1695）

　　　　　　　TEL 0964-34-3301 E-mail　hakubutsuse@pref.kumamoto.lg.jp

　　●定　員　　20名　　　　　　　　　　

　　※入場無料、事前申し込みが必要です。6月26日(金)までに、熊本県博物館ネットワークセンターへ電話またはメールにてお申し込みください。希望者多数の場合は抽選で決定します。