パネル展「熊本城被災と修復の昔と今」展in蔦屋書店熊本三年坂
2021.04.15
熊本大学はニューコ・ワン株式会社※との共同企画で、「熊本城被災と修復の昔と今」展を開催します。
本企画展では熊本城の『修復』に焦点をあてたパネル展示を行います。
「平成28年熊本地震」により「史上最大級の文化財被災」となった熊本城ですが、江戸時代においても地震等の被害があり、災害に関する古文書と絵図が多数残されています。
永青文庫研究センターはこの調査を進めており、今回の展示では熊本城が完成して3代目の藩主、細川忠利の時代から熊本城が被災と修復を繰り返してきた様子を紹介します。
また、熊本大学大学院先端科学研究部上瀧剛准教授が凸版印刷株式会社と連携して開発した石垣照合システム(熊本地震により崩落した多くの石垣を元の場所に戻すために、画像照合と呼ばれるIT技術を用いて元の石材の場所を特定するシステム)についてもパネルと動画で紹介します。
※ニューコ・ワン株式会社は、熊本県内18店舗のTSUTAYAの運営をしている会社です。
細川忠利の自筆の血判起請文(誓約書)の実物とレプリカが展示されています。二つを比べてみましょう。
記
【日 時】令和3年4月15日(木)~4月21日(水)
【場 所】蔦屋書店熊本三年坂 地下1階イベントスペース
(〒860-0801 熊本県熊本市中央区安政町1-2)