第38回貴重資料展、永青文庫セミナーの実施報告

 令和5年11月2日~4日、熊本大学学園祭「紫熊祭」に合わせて、附属図書館と永青文庫研究センターの共催で第38回貴重資料展「甦る歴史資料群―修復された絵図・古文書展―」が開催されました。

 当センターでは、2018年に細川藩第一家老松井家の文書調査を開始し、貴重な史料の発見が続いています。今回の展示では、一流の職人によって修復されたそれらの絵図や古文書を一堂に展示しました。

 また、11月3日には第17回永青文庫セミナーが行われました。藤井良昭氏(修理工房宰匠株式会社)による「古文書修復の実践と知見の蓄積」、稲葉継陽センター長による「甦る歴史資料群―近世初期細川家の『御国」と『公儀』―」の2部制で、136名のお客様が聴講されました。

 会場では、只今実施中のクラウドファンディングの窓口も開設し、古文書修復やインターネット公開のためのご支援をたくさん頂きました。

 貴重資料展、永青文庫セミナーともに盛況を博し、ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。

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(稲葉センター長)

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(セミナー会場の様子)

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