第40回貴重資料展、永青文庫セミナーの実施報告
2025.11.04
令和7年11月2日~4日、熊本大学学園祭「紫熊祭」に合わせて、附属図書館と永青文庫研究センターの共催で第40回貴重資料展「永青文庫細川家文書 国重要文化財指定記念展」が開催されました。
本年、公益財団法人永青文庫が所有し熊本大学附属図書館に寄託している貴重資料のうち古文書9,346点が国の重要文化財「細川家文書」に追加指定されました。
今回の展示は、その中でも貴重な30点余が一堂に並び、532名の方に見ていただくことができ、解説目録も大変好評を頂きました。
また、初日には第19回永青文庫セミナーが行われました。岡村一幸氏(文化庁文化財第一課文化財調査官)による「国の文化財(美術工芸品)保護制度について-細川家文書を中心に-」、稲葉継陽センター長による「加藤家改易から細川家入国へ-「天下泰平」と肥後の民衆-」の2部制で、137名のお客様が聴講されました。
貴重資料展、永青文庫セミナーともに盛況を博し、ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。




