文化財レスキュー資料整理会を開催しました(11/19,20)
2019.11.25
2016年の熊本地震で被災した県内の多くの文化財を救出するため、発災後すぐに熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)は結成されました。これまで、「文化財レスキュー事業」として被災した文化財へのさまざまな救出活動を行ってきましたが、今も熊本県、及び当センターに事務局を置き、文化財に対する救出活動を継続しています。
現在、「文化財レスキュー事業」では、救出した文化財のうち、古文書を中心とした目録作成・撮影を行う資料整理会を実施しています。
11月19・20日(火・水)には、今年度二度目の資料整理会を博物館ネットワークセンターで開催しました。熊本史料ネットからは三澤純事務局長と今村直樹事務局次長が、また県内外から市民サポーターなど合計約20名が参加し、1,500枚以上の古文書を撮影しました。
熊本史料ネットでは、こうした救出活動と同時に講演会活動も実施しています。今後も活動や講演会の情報をHP上へ掲載していきますので、皆様ぜひご覧ください。