スタッフ - 稲葉 継陽 教授
専門分野・研究分野
日本中世史・近世史(荘園制研究、村落研究、地域社会論、領国支配=初期藩政研究、細川家文書の研究)
研究内容
中世の荘園体制の中から近世的な地域社会が自立し、それに基づいた領国支配が成立する過程を追究している。フィールドは九州・近畿・関東にまで及ぶ。地域の百姓の側から15~17世紀の社会と権力のあり方を把握しようとする方法を、今後も堅持していく。
また、永青文庫研究センターを担当し、熊本藩主細川家に伝来した織田信長文書、近世初期藩政史料などについても研究を深めている。
研究の成果は論文のほか、博物館での展覧会や講演、さらに新聞への連載等としても発信している。
授業では、日本史概説のほか、中世史料演習を担当し、特殊講義では最新の研究成果を取り入れるよう努めている。
主要な業績等
著書 |
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論文 |
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社会的貢献・活動等
人吉市指定文化財等保存活用専門会議(人吉城跡部会)専門指導員,佐敷城跡調査検討委会(芦北町),宇土城跡調査検討委員,菊之城史跡調査検討委員(菊池市),国史跡棚底城跡整備検討委員(天草市),高森町史執筆委員,公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金理事,永青文庫常設展示振興基金運営委員(熊本県教育庁文化課),熊本県文化財保護審議委員,熊本県文化振興審議会委員,放送大学熊本学習センター客員教授
主要な所属学会
歴史学研究会 日本史研究会