永青文庫研究センター 研究活動実績(2024年3月現在)

著書

  1. 吉村豊雄・三澤純・稲葉継陽編『熊本藩の地域社会と行政―近代社会形成の起点―』思文閣出版、2009年
  2. 稲葉継陽『日本近世社会形成史論―戦国時代論の射程―』校倉書房、2009年
  3. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 中世編』吉川弘文館、2010年
  4. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 絵図・地図・指図編Ⅰ』吉川弘文館、2010年
  5. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 近世初期編』吉川弘文館、2012年
  6. 松﨑範子『近世城下町の運営と町人』清文堂、2012年
  7. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 絵図・地図・指図編Ⅱ』吉川弘文館、2013年
  8. 森正人・稲葉継陽編『永青文庫の歴史資料と書籍―永青文庫資料論―』吉川弘文館、2013年
  9. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 故実・武芸編』吉川弘文館、2014年
  10. 吉村豊雄『日本近世の行政と地域社会』校倉書房、2013年
  11. 吉村豊雄『棚田の歴史』農文協、2014年
  12. 稲葉継陽・今村直樹編『日本近世の領国地域社会―熊本藩政の成立・改革・展開―』吉川弘文館、2015年
  13. 稲葉継陽・三澤純・花岡興史編『中近世の領主支配と民間社会』熊本出版文化会館、2014年
  14. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『熊本大学寄託永青文庫資料 総目録 歴史資料編』、2015年
  15. 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『熊本大学寄託永青文庫資料 総目録 文学・文芸・故実・芸能編 絵図・地図・指図編 歴史資料編補遺』、2015年
  16. 後藤典子『熊本城の被災修復と細川忠利ー近世初期の居城普請・公儀普請・地方普請ー』熊本日日新聞社、2017年
  17. 稲葉継陽『細川忠利 ポスト戦国世代の国づくり』吉川弘文館、2018年
  18. 熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 熊本藩役職編』吉川弘文館、2019年
  19. 熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 島原・天草一揆編」吉川弘文館、2020年
  20. 稲葉継陽『歴史にいまを読む-熊本・永青文庫からの発信-』熊日出版、2020年
  21. 公益財団法人永青文庫・永青文庫研究センター編『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』吉川弘文館、2020年
  22. 今村直樹『近世の地域行財政と明治維新』吉川弘文館、2020年
  23. 熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 地域行政編』吉川弘文館、2021年
  24. 今村直樹・小関悠一郎編『熊本藩からみた日本近世―比較藩研究の提起―』吉川弘文館、2021年
  25. 熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 意見書編』吉川弘文館、2022年
  26. 熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 災害資料編』吉川弘文館、2023年
  27. 稲葉継陽『近世領国社会形成史論』吉川弘文館、2024年

論文


2009年度
稲葉継陽
  1. 「熊本藩政の成立と地域社会―初期手永地域社会論―」(吉村豊雄・三澤純・稲葉継陽編『熊本藩の地域社会と行政―近代社会形成の起点―』思文閣出版、pp.15-54、2009年)
  2. 「序章 本書の課題」(同上、pp.3-14)
川口恭子
  1. 「細川重賢の「訓戒書」について」(『肥後学講座Ⅲ』熊本日日新聞社、2009年)
徳岡涼
  1. 「研究余滴 細川家藩主の教養」(『上智大学国文学会報』、pp.16、2009年)
森正人
  1. 「源氏物語と住吉の姫君」(『国語国文学研究』第44号、pp.1-13、2009年)
  2. 「龍蛇をめぐる伝承文学」(『台湾日本語文学報』第26号、pp.1-19、2009年)
  3. 「説話の時代」(『平安文学史論考』武蔵野書院、pp.417-437、2009年)
2010年度
稲葉継陽
  1. 「永青文庫の織豊期文書」(熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 中世編』吉川弘文館、pp.333-348、2010年)
  2. 「細川幽斎と信長・秀吉・家康」(『細川幽斎展(図録)』熊本県立美術館、pp.94-104、2010年)
  3. 「近世化論の可能性」(藤木久志・服部良久・蔵持重裕編『紛争史の現在』高志書院、pp.67-90、2010年)
  4. 「中世(戦国時代)の西原」(『西原村誌』、2010年)
  5. 「中世後期における共同体的規律化と近世の国制―服部良久『アルプスの農民紛争』に学ぶ―」(『歴史学研究』871、pp.35-37、2010年)
  6. Community Vitality in Medieval Japan : War and State Building in Medieval Japan, edited by John A. Ferejhon and Frances McCall Rosenbluth,pp71-90 : Stanford University Press 2010
高濱州賀子
  1. 「細川幽斎と芸能」(『細川幽斎展(図録)』熊本県立美術館、pp.90-91、2010年)
徳岡涼
  1. 「一条天皇御製歌と『源氏物語』について」(『熊本大学国語国文研究』第45号、pp.1-15、2010年)
  2. 「細川幽斎はいかに源氏物語を読んだか」(『細川幽斎 戦塵の中の学芸』笠間書院、pp.208-226、2010年)
  3. 「細川幽斎年譜」(同上、pp.358-395、2010年(稲葉継陽氏と共著))
  4. 「幻巻の源氏と明石君の贈答歌について」(『国語国文学研究』第46号、pp.32-45、2010年)
森正人
  1. 「今昔物語集の終結」(『国文学解釈と鑑賞』第75巻第3号、pp.119-126、2010年)
  2. 「若き幽斎の学芸環境 第一回」(『熊本ルネッサンス 熊本城四〇〇年』vol.19、別紙pp.1-4、2010年)
  3. 「若き幽斎の学芸環境 第二回」(『熊本ルネッサンス 熊本城四〇〇年』vol.20、別紙pp.1-2、2010年)
  4. 「〈もののけ〉考―源氏物語の読解に向けて― 」(『夢と物の怪の源氏物語』翰林書房、pp.51-70、2010年)
  5. 「細川幽斎の古典研究」(『細川幽斎展(図録)』熊本県立美術館、pp.105-113、2010年)
  6. 「細川幽斎の歌学と肖像」(『公徳』第19号、pp.60-69、2010年)
吉村豊雄
  1. 「藩政改革像の再構築」(『歴史評論』717号、pp.5-20、2010年)
  2. 「近代への行政的基点としての宝暦-安永期」(『熊本大学文学部論叢』101号、pp.157-178、2010年)
  3. 「江戸社会に生まれた『日本の近代』」(『越境する精神と学際的思考』熊本大学文学部、pp.1-49、2010年)
  4. 「中世末・近世における八代妙見祭礼の歴史的展開」(『八代妙見祭礼』八代市教育委員会、pp.159-178、2010年)
  5. 「小西行長と関ヶ原合戦・加藤清正の宇土城攻め」(『再点検・小西行長』宇土市教育委員会、pp.1-40、2010年)
  6. 「近世の西原」(『西原村誌』、2010年)
2011年度
今村直樹
  1. 「地域的公共圏の歴史的展開―熊本藩領の手永を事例に―」(荒武賢一朗編『近世史研究と現代社会 歴史研究から現代社会を考える』清文堂、pp.81-115、2011年)
  2. 「明治四年の藩議院と議員の活動」(荒武賢一朗・渡辺尚志編『近世後期大名家の領政機構 信濃国松代藩地域の研究Ⅲ』岩田書院、pp.239-286、2011年)
  3. 「近世後期藩領国の行財政システムと地域社会の『成立』―熊本藩を事例に―」(『歴史学研究』885号、pp.76-85、2011年)
  4. 「十九世紀熊本藩の惣庄屋制と地域社会―阿蘇郡北里手永を中心に」(志村洋・吉田伸之編『近世の地域と中間権力』山川出版社、pp.45-81、2011年)
  5. 「〈特集〉近世東アジアにおける地域社会と秩序 特集にあたって」(『歴史の理論と教育』135・136合併号、pp.1-2、2011年)
徳岡涼
  1. 「浮舟辞世歌の行方」(『實踐國文學』第80号記念号、実践国文学会、2011年)
  2. 「玉鬘巻の筑紫下向と上洛の歌について」(『国語国文学研究』第47号、熊本大学国語国文学会、2012年)
森正人
  1. 「鏡にうつる他者としての自己-夏目漱石・芥川龍之介・遠藤周作・村上春樹-」(『国語国文学研究』第46号、pp.46-57、2011年)
  2. 「芥川龍之介の小説世界と六道」(『芥川龍之介與東亜国際学術研討會 手冊』(淡江大学日本語文学系)、pp.33-40、2011年)
  3. 「アジアの龍蛇伝承―シンポジウムの司会を務めて後に―」(『説話・伝承学』第19号、pp.65-71、2012年)
吉村豊雄
  1. 「一九世紀の新地開発と水利土木事業」(『文学部論叢』102号、熊本大学文学部、pp.157-183、2011年)
  2. 「幕末期熊本藩領における広域的経済開発事業の展開」(『熊本史学』93・94号、熊本史学会、pp.85-110、2011年)


2012年度-2013年度
稲葉継陽
  1. 「加藤清正の歴史的位置」(熊本県立美術館図録『生誕450年記念展 加藤清正』pp.6-15、2012年)
  2. 「中世の社会体制と国家」(『日本史研究』600号、pp.54-81、2012年)
  3. 「戦国期の小代領と小代氏」(『荒尾市史 通史編』、2012年)
  4. 「永青文庫の近世初期文書群と藩政」(熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 近世初期編』吉川弘文館、pp.325-347、2012年)
  5. 「細川家伝来の織田信長発給文書―細川藤孝と明智光秀―」(森正人・稲葉継陽編『細川家の歴史資料と書籍』吉川弘文館、pp. 49-87、2013年)
  6. 「熊本大学寄託永青文庫細川家資史料の構成と歴史的位置」(同上、pp.1-15、2013年)
徳岡涼
  1. 「細川幽斎の蔵書形成について」(『細川家の歴史資料と書籍』pp.153-193、吉川弘文館、2013年)
  2. 「手習巻の浮舟歌―二本の杉をめぐって―」(『国語国文学研究 伊原信一教授退職記念特輯号』第48号、熊本大学国語国文学会、pp.129-141、2013年)
松﨑範子
  1. 「十九世紀宿場町を拠点とする地域運営システム―熊本藩の藩庁文書「覚帳」・「町在」をもとに―」(森正人・稲葉継陽編『細川家の歴史資料と書籍』吉川弘文館、pp. 89-122、2013年)
森正人
  1. 「〈もののけ〉考―現象と対処をめぐる言語表現―」(『国語国文学研究』第48号、pp.112-128、2013年)
  2. 「永青文庫蔵熊本大学寄託和漢書の蔵書構成」(森正人・稲葉継陽編『細川家の歴史資料と書籍』吉川弘文館、pp. 123-152、2013年)
山田尚子
  1. 「細川重賢の蔵書と学問―漢文資料をめぐって―」(森正人・稲葉継陽編『細川家の歴史資料と書籍』吉川弘文館、pp. 195-243、2013年)
吉村豊雄
  1. 「棚田の社会史」(『熊本史学』95・96号、pp.27-162、2012年)
  2. 「藩制下の広域行政と地域社会」(『阿蘇カルデラの地域社会と宗教』清文堂、pp.297-340、2013年)
2014年度
稲葉継陽
  1. 「16世紀の社会変動と豊臣政権」(八代市立博物館未来の森ミュージアム図録『八代に秀吉がやって来た』、pp.117-127、2013年)
  2. 「2013年度歴史学研究会大会報告批判 中世史部会平井報告批判」(『歴史学研究』913、pp.48-50、2013年)
高濱州賀子
  1. 「永青文庫所蔵の故実・武芸関係資料」(熊本大学文学部附属永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 故実・武芸編』吉川弘文館、pp.189-235、2014年)
徳岡涼
  1. 「手習巻の浮舟歌について―『袖ふれし人』とは誰か―」(『国語国文学研究 森正人教授退職記念特輯号』第49号、熊本大学国語国文学会、pp.85-99、2014年)
  2. (書評)森正人「場の物語論」(『国語国文学研究 森正人教授退職記念特輯号』第49号、熊本大学国語国文学会、pp.376-380、2014年)
森正人
  1. 「馬の頸を抱く子供たち―債負転生譚じゃら恩愛転生譚へ―」(『文学』第15巻第1号、pp.63-76、2014年)
  2. 「転生譚をめぐる事実と虚構―浜松中納言物語・豊饒の海における夢と記憶―」(『文学部論叢』第105号、pp.151-161、2014年)
  3. 「熊本時習館蔵書目録考」(『かがみ』第44号、pp.18-38、2014年)
  4. 「古代心性表現論序説」(『国語国文学研究』第49号、pp.20-36、2014年)
吉村豊雄
  1. 「藩政改革」(『週刊 新発見!日本の歴史』7号、朝日新聞出版、2013年)

2015年度
稲葉継陽
  1. 「細川家伝来の織田信長文書」(『重要文化財指定記念 細川コレクション 信長からの手紙』(図録)、pp.9-16、2014年)
  2. 「領国地域社会論」の提起と本書の構成」(稲葉継陽・今村直樹編『日本近世の領国地域社会』吉川弘文館、pp.1-11、2015年)
  3. 「17世紀における藩政の成立と特質―藩政改革の歴史的前提―」(稲葉継陽・今村直樹編『日本近世の領国地域社会』吉川弘文館、pp.14-47、2015年)
  4. 「近世初期細川家臣団起請文にみる熊本藩「国家」の形成」(工藤敬一編『中世熊本の地域権力と社会』高志書院、pp.109-131、2015年)
三澤純
  1. 「明治維新期の熊本藩惣庄屋集団の意見書について」(稲葉継陽・花岡興史・三澤純編『中近世の領主支配と民間社会』熊本出版文化会館、pp.423-459、2014年)
  2. 「熊本藩領社会を『領国地域社会論』から見つめ直す」(稲葉継陽・今村直樹編『日本近世の領国地域社会』吉川弘文館、pp.273-290、2015年)
  3. 「近代日本の高等教育と第五高等学校」(「熊本城400年と熊本ルネッサンス」県民運動本部編『新肥後学講座』熊日出版、2015年)
竹島一希
  1. 「宗祇『当年之発句』(滋賀県正巌寺蔵)」(「連歌俳諧研究」127号、pp.28-32、2014年)
  2. 「「正直」に関する覚え書き」(「浪速文叢」25号、pp.26-33、2015年)
徳岡涼
  1. 「宇治十帖と七夕の歌について」(『国語国文学研究』第50号、熊本大学国語国文学会、2015年)

2016年度
稲葉継陽
  1. 「16世紀日本における領域秩序の変動と近世国家」(佐藤久美編『アルプスからのインターローカル・ヒストリー<地域>から<間地域>へ』佐藤久美研究室、pp.93-101、2016年)
  2. 「書評 水本邦彦著『百姓たちの近世』」(『新しい歴史学のために』288、pp.77-84、2016年)
  3. 「島原・天草一揆と「天下泰平」」(南島原市×西南学院大学博物館連携特別展図録『原城落城のときー禁教・潜伏への道のりー』、pp.43-49、2017年)
  4. 「古文書から読み解く震災ー地域史料の保全と地域の持続ー」(岩岡中正・高峰武編『熊本地震2016の記憶』弦書房、pp.130-147、2017年)
  5. 「加藤清正と熊本城下町」(『大学的熊本ガイド』昭和堂、2017年)
安髙啓明
  1. 「四郎乱物語」(天草市・天草市立天草キリシタン館、235頁、2016年)
  2. 「熊本藩法と犯罪史ー裁く人と裁かれる人たち」(熊本大学附属図書館、18頁、2016年)
  3. 「浦上四番崩れー長崎・天草禁教史の新解釈」(長崎文献社、259頁、2016年)
  4. 「天草キリスト教関連遺産ガイドブック」(熊本県、56頁、2017年)
  5. 「平成28年熊本地震に関する調査報告書」(熊本大学日本史研究室・日本財団、200頁、2017年)
後藤典子
  1. 「近世初期熊本城の被災と修復」(『総合文化誌kumamoto』No.16、pp.58-63、2016年)
  2. 「細川忠利期における熊本城普請ー近世初期の城普請・公儀普請・地方普請ー」(『熊本大学文学部附属永青文庫研究センター年報』第8号、pp.1-42、2017年)
2017年度
稲葉継陽
  1. 「総論 細川家臣団起請文にみる熊本藩「国家」の形成」(公益財団法人永青文庫平成27年春季展図録『細川家起請文の世界』、pp.5-9、2017年)
  2. 「熊本における被災文化財レスキュー活動」(『歴史学研究』961、pp.18-21、2017年)
  3. 「「天下泰平」の確立と細川家」(『季刊 永青文庫』№100、pp.7-14、2017年)
  4. 「Movable Cultural Properties」(『The Kumamoto arthquake-Report on the Damage to the Cultural Heritage-』日本イコモス国内委員会、pp.71-73、2017年)
  5. 『近世熊本城の被災と復興』(稲葉継陽・後藤典子編著 第33回熊本大学附属図書館貴重資料展開設目録、18頁、2017年)
今村直樹
  1. 「熊本地震と古閑家文書」(『史料ネットNews Letter』85号、pp.3-4、2017年)
  2. 「近世後期日本の『地方税』を考えるー熊本藩領の会所官銭と会所並村出米銭を事例にー」(『熊本近代史研究会会報』548号、pp.2-10、2017年)
  3. 高島正憲・深尾京司・今村直樹「成長とマクロ経済」(深尾京司・中村尚史・中林真幸編『岩波講座日本経済の歴史 第2巻 近世』岩波書店、pp.2-22、2017年)
  4. 今村直樹・中林真幸「所得と資産の分配」(同上、pp.33-60、2017年)
  5. 「鉱工業生産の数量的接近(同上、pp.216-238、2017年)
  6. 深尾京司・斎藤修・高島正憲・今村直樹「生産・物価・所得の推定」(同上、pp.283-300、2017年)
  7. 「近世後期日本における百姓の『身上がり』運動と村ー熊本藩領の事例からー」(羽賀祥二編『近代日本の地域と文化』吉川弘文館、pp.130-157、2018年)
  8. 「廃藩置県後の細川家当主所要甲冑と旧家臣」(『永青文庫研究』創刊号、pp.5-34、2018年)
  9. 「幕末・明治前期における茶生産の地域的展開ー熊本藩(県)域を事例にー」(静岡大学『アジア研究』別冊8号、2018年)
  10. 「永青文庫研究・熊本被災資料レスキュー活動と歴史教育」(『歴史教育の地域的基盤形成を促進する教材・教授方法の探求と高大連携の継続 平成29年度人文社会科学部学部長裁量経費成果報告書』静岡大学人文社会科学部社会学科歴史学コース、2018年
  11. 「熊本震災と被災資料レスキュー活動」(『年報近現代史研究』10、2018年)
三澤純
  1. 「熊本藩明治三年藩政改革の再検討ー新出の道家家文書を手がかりにー」(熊本大学文学部『文学部論叢』第109号、2018年)
  2. 「熊本史料ネットの1年目の活動について」(『第3回全国史料ネット研究交流集会ー愛媛ー報告書(文化庁2017年度美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業)』、2017年)
  3. 「熊本地震と未指定文化財の保全活動」(『暮らしと自治 くまもと』第136号、2018年)
安髙啓明
  1. 「幕藩制国家と地域支配」(出口雄一ほか編『概説 日本法制史』弘文堂、pp.258-296、2018年)
  2. 「歴史博物館論史」(青木豊・鷹野光行編『博物館学史研究事典』雄山閣、pp.160-166、2017年)
  3. 「寺沢広高」(五野井隆史監修『キリシタン大名』宮帯出版社、pp.349-360、2017年)
  4. 「熊本藩軍功意識と創造された天草史郎像」(野藤妙・内島美奈子編『島原半島の信仰と歴史』花乱社、pp.64-69、2017年)
  5. 「幕藩体制下のキリシタン政策ー熊本藩を中心に」(島由季と共著)(『西南学院大学博物館研究紀要』第6号、pp.1-29、2018年)
  6. 「震災時における組織的資料保全対応に関する検証ー熊本地震の教訓にみる大学博物館の役割」(『國學院雑誌』118巻11号、pp.176-194、2017年)
  7. (新刊紹介)高塩博著『江戸幕府法の基礎的研究』(『日本史研究』第664号、pp.133、2017年)
  8. (書評)彭浩著『近世日清通商関係史』(『法制史研究』第66号、pp.254-258、2017年)
竹島一希
  1. 「東家流の神道」(「国語国文」86-4、pp.228-240、2017年)
  2. 「現代の連歌」(『島津忠夫先生追悼連歌集』私家版、pp.88-88、2017年)
  3. (書評)「岡見正雄「心敬覚書ー青と景曲と見ぬ俤ー」(「国語国文」87-1、pp.14-15、2018年)
後藤典子
  1. 「近世熊本城の被災と修復」(稲葉継陽・後藤典子編著、第33回熊本大学附属図書館貴重資料展解説目録、18頁、2017年)
  2. 『熊本城の被災修復と細川忠利ー近世初期の居城普請・公儀普請・地方普請ー』(熊本日日新聞社、230頁、2017年)
  3. 「小倉藩細川家の葡萄酒造りとその背景」(『永青文庫研究』創刊号、pp.35-54、2018年)
2018年度
稲葉継陽
  1. 『細川忠利 ポスト戦国世代の国づくり』(吉川弘文館、243頁、2018年)
  2. 「明智光秀論」(熊本県立美術館図録『細川ガラシャ』、pp.194-202、2018年)
  3. 「戦国社会研究の現状と細川忠利」(『本郷』№137、pp.29-31、2018年)
  4. 「松井興長の諫言ーその論理と役割ー」(八代市立博物館図録『ザ・家老ー松井康之と興長ー』、pp.114-117、2018年)
  5. 「近世初期における百姓の法的地位と村共同体ー島原一揆後の地域復興をめぐってー」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』、pp.1-26、2019年)
  6. 「『緒方家文書』の近世中期地域行政関係書状群について」(熊本大学文学部日本史学研究室『2018年度 古文書学実習調査報告書ⅩⅣ』、pp.4-8、2019年)
今村直樹
  1. 「『肥後の維新』を再考するために」(『総合文化誌KUMAMOTO』第24号、pp.84-88、2018年)
  2. 「シンポジウム『近世の駿豆地域と韮山代官江川氏』趣旨説明」(『静岡県地域史研究』第8号、pp.1-3、2018年)
  3. 「近世中後期熊本藩の職制機構と服務規程」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 熊本藩役職編』吉川弘文館、pp.309-336、2019年)
  4. 「近世中後期の地域財政と地域運営財源ー熊本藩を事例にー」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第2号、pp.65-84、2019年)
  5. 「伊豆石丁場と江戸城普請」(静岡大学人文社会科学部・静岡大学地域創造学環編『大学的静岡ガイド』昭和堂、pp.59-71、2019年)
  6. 「第6章第3節 地域組織の改編と人々の動向」(愛知県編さん委員会編『愛知県史 通史編5 近世Ⅱ』愛知県、2019年)
  7. 「第6章第5節 ええじゃないかと大政奉還」(同上)
  8. 「第7章第3節 変革期の社会」(同上)
三澤純
  1. 「民政へのまなざしとこころーもう一つの『肥後の維新』ー」(『公徳』vol.34、2018年)
安髙啓明
  1. 『トピックで読み解く日本近世史』(昭和堂、263頁、2018年)
  2. 「踏絵を踏んだキリシタン」(吉川弘文館、268頁、2018年)
  3. 「踏絵認識論ー日本資料と外国資料の検討を通じて」(國學院大学博物館・西南学院大学博物館編『キリシタンー日本とキリスト教の469年』六一書房、pp.107-115、2018年)
  4. 「『踏絵』を見直す」(『本郷』137号、pp.17-19、2018年)
  5. 「享保期島原藩における唐船打ち払いと漂着船対応」(久保春香と共著)(『西南学院大学博物館研究紀要』第7号、2019年)
  6. 「『公事方御定書』の伝播過程と法文認識」(『法史学研究会会報』第22号、2019年)
  7. (史料紹介)「『御穿鑿所引取書達書控(抄録)』(1)」(川端駆と共著)(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第2号、pp,27-50、2019年)
竹島一希
  1. 「慶弔・元和和漢聯句作品集成」(臨川書店、pp.163-167,pp.203-207、2018年)
  2. 「故事と連歌と講釈とー『故事本語本説連歌聞書』」(『アジア遊学(日本人と中国故事ー変奏する知の世界ー)』223、pp.116-127、2018年)
  3. 「『故事本語本説連歌聞書』考(承前)」(『国語国文学研究(熊本大学)』51、2019年)
後藤典子
  1. 「ガラシャの子・細川忠利とキリスト教」(熊本県立美術館図録『細川ガラシャ』、pp.147-149、2018年)
  2. 「島原・天草一揆以前における肥後細川家のキリスト教政策(上)」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第2号、pp.27-63、2019年)
2019年度
稲葉継陽
  1. 『歴史にいまを読むー永青文庫・熊本からの発信ー』(熊日出版、238頁、2020年)
  2. 「コメント2 戦国期地域社会から近世領国地域社会へ」(『歴史学研究』989、pp.90-94、2019年)
  3. 「特論 室町・戦国期の菊池氏権力」(熊本県立美術館図録『菊池一族の戦いと信仰』、pp.172-179、2019年)
  4. 「解説 藤木史学 そのスケールと成り立ち」(藤木久志『戦国民衆像の虚実』高志書院、pp.289-299、2019年)
  5. 「島原・天草一揆と熊本藩細川家」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 島原・天草一揆編』吉川弘文館、pp.301-329、2020年)

今村直樹
  1. 「細川家歴代当主の甲冑と幕末維新期の熊本城」(熊本県立美術館図録『熊本城と武の世界』、pp.192-197、2019年)
  2. 「熊本藩に生まれた近代ー手永・惣庄屋制と地域行政ー」(第35回熊本大学附属図書館貴重資料展解説目録、24頁、2019年)
  3. 「第五高等学校と熊本藩」(『日本教育史往来』№244、pp.1-2、2020年)
  4. 「廃藩置県に対する旧熊本藩士の意見書ー幸準蔵『死罪論』についてー」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第3号、pp.-、2020年)
  5. 「地域行政アーカイブと日本近世史研究ー小田家文書『河江旧記』の画期性ー」(『河江旧記抜書 解説』熊本県博物館ネットワークセンター、pp.-、2020)
三澤純
  1. 「近世後期熊本藩領社会における村庄屋集団の役割」(『史学研究』第305号、2020年)
  2. 「幕末維新期の『民間社会』像を求めて」(『山口県史の窓』、2020年)
安髙啓明
  1. 「長崎出島事典」(柊風舎、417頁、2019年)
  2. 「勝海舟」(大田区立勝海舟記念館、149頁、2019年)
  3. 「勝海舟と長﨑海軍伝習所」(『勝海舟』大田区立勝海舟記念館、pp.130-135、2019年)
  4. 「困窮する学芸員」(青木豊・辻秀人・菅根幸裕編『博物館が壊される』雄山閣、pp.83-94、2019年)
  5. 「外部資金の導入」(青木豊・辻秀人・菅根幸裕編『博物館が壊される』雄山閣、pp.245-256、2019年)
  6. 「熊本藩法制史料の基礎構造ー「刑法草書」との相関性の分析を通じて」(藩法研究会編『幕藩法の諸相ー規範・訴訟・家族』汲古書院、pp.143-176、2019年)
  7. 「刑法草書の運用と罪状認定過程ー盗賊・倉庫堅完を事例に」(『熊本史学』第100号、2019年)
  8. 「熊本藩における入墨者の社会復帰制度」(長屋佳歩と共著)(『法制史学研究会会報』第23号、2020年)
  9. (史料紹介)「 『御穿鑿所引取書達書控(抄録)』(2)」(川端駆と共著)(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第3号、2020年)
  10. (史料紹介)「『除墨帳』(1)」(長屋佳歩と共著)(『西南学院大学博物館研究紀要』第8号、pp.1-56、2020年)
  11. (書評)「吉岡誠也『幕末対外関係と長﨑』」(『中央史学』43号、2020年)
後藤典子
  1. 「算者吉田光由の肥後下向」(『数学文化』第32号、pp.2-3、2019年)
  2. 「島原・天草一揆以前における肥後細川家のキリスト教政策(下)」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第3号、pp.1-29、2020年)

2020年度
稲葉継陽  
  1. 「中世相良氏の展開と地域社会」(戎光祥出版、2020年7月、小川弘和と共編著、全319頁)
  2. 「戦国天草の領主一揆と城」(『上天草市史 姫戸町・龍ヶ岳町編3』 中世、鶴嶋俊彦と共著、2021年3月)
  3. 「光秀・藤孝・信長」(『季刊永青文庫』№110、2020年、pp.8-13)
  4. 「細川幽斎・明智光秀と「天下泰平」」(『茶道雑誌』354、2020年、pp.1-19)
  5. 「中世・近世へのタイムカプセル 永青文庫細川家資料群の構成」(公益財団法人永青文庫・熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』吉川弘文館、2020年、pp.1-12)
  6. 「新・明智光秀論」(同上、pp.13-35)
  7. 「細川幽斎と天下人たち」(同上pp.36-59)
  8. 「戦国期相良氏権力の構造的特質」(稲葉継陽・小川弘和編『中世相良氏の展開と地域社会』戎光祥出版、2020年7月、pp.239-267)
  9. 「中世相良氏研究の現状と展望」(同上、小川弘和と共著、pp.4-20)
  10. 「明智光秀と細川家」(『KUMAMOTO』32、2020年、pp.20-25)
  11. 「熊本地震後の文化財保護」(『歴史評論』849、2021年、pp.19-34)
  12. 「近世前期史料からみる領国統治の展開」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 地域行政編』吉川弘文館、2021年、pp.403-411)
  13. 「近世初期における給人地支配の危機と統制」(『永青文庫研究』4、2021年、pp.1-27)
今村直樹
  1. 『近世の地域行財政と明治維新』(吉川弘文館、2020年、全394頁)
  2. 「熊本藩政と手永・惣庄屋制―近代地方自治制の歴史的基盤―」(公益財団法人永青文庫・熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』吉川弘文館、2020年、pp169-194)
  3. 「細川家歴代当主の甲冑と明治維新」(同上『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』所収、2020年、pp195-220)
  4. 「地域行政アーカイブと日本近世史研究―小田家文書『河江旧記』の画期性―」(『河江旧記(抜書) 解説』熊本県博物館ネットワークセンター、2020年、pp.39-49)
  5. 「近世近代移行期の天竜川治水事業と『非領国』『藩領国』―渡辺・伴野・淺井報告について―」(『静岡県地域史研究』10、2020年、pp.52-58)
  6. 「地方行財政の『維新』―明治三年熊本藩雑税廃止再考―」(『熊本史学』101、2020年月、pp.101-126)
  7. 「近世中後期熊本藩の地域行政関係史料」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 地域行政編』吉川弘文館、2021年、pp.412-433)
  8. 「永青文庫資料と熊本―廃藩置県一五〇年によせて―」(『さわやか』93、熊本さわやか長寿財団、2021年、pp.2)
  9. 「近世後期の在御家人制度と熊本藩政―細川家文書「在中 下」(抄出)について―」(竹山瞬太と共編。『永青文庫研究』4、2021年、pp.51-78)
三澤純      
  1. 「被災地熊本で見た『明治150年』と私たちの課題」(『歴史評論』第842号、2020年)
  2. 「幕末維新期熊本藩の惣庄屋集団と維新変革」(『熊本史学』第101号、2020年)
安髙啓明    
  1. 『上天草市史―姫戸町・龍ヶ岳町編 近世資料集』全3巻(上天草市、2021年)
  2. 「『倉庫堅完破』条の運用と量定基準―熊本藩『刑法草書』の分析を通じて」(『汲古』第78号、2020年)
  3. 「熊本藩における女性の「盗賊」の定義と法運用」(山下葵と共著)(『法史学研究会会報』第24号、2021年)
  4. (史料紹介)『除墨帳』(2)(長屋佳歩と共編)(『西南学院大学博物館研究紀要』第9号、 2021年)
  5. (書評)「代田清嗣『徳川日本の刑法と秩序』」(『週刊読書人』第3341号、2020年)
  6. (書評)「吉田正志『盛岡藩の罪と罰雑考』」(『法制史研究』70号、2021年)
後藤典子
  1. 「一六二〇年代細川家の葡萄酒製造とその背景」(『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』2020年、pp.98-134)
  2. 「近世初期熊本城の被災と修復」(『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』2020年、pp.135-162)
  3. 「吉田光由の肥後下向と細川忠利」(『数学通信』25巻4号、2020年、pp.13-23)
  4. 「近世初期細川家の御天守奉行と武具奉行」(永青文庫研究センター紀要『永青文庫研究』第4号、2021年、pp.28-50)
2021年度
稲葉継陽  
  1. 「明智領国の形成と歴史的位置」(藤田達生編『織田政権と本能寺の変』塙書房,2021年、pp.221-265)
  2. 「初期大名領国における知行制と村請制―寛永十三年熊本藩郡方改革をめぐって―」(今村直樹・小関悠一郎編『熊本藩からみた日本近世』吉川弘文館、2021年、pp.16-49)
  3. 「近世初期領国境目地域における庄屋と百姓鉄炮」(蔵持重裕編『日本中世社会と村住人』勉誠出版、2021年、pp.299-333)
  4. 「鳥居元忠の活躍と壬生」(第18回全国藩校サミット壬生大会実行委員会・一般社団法人漢字文化振興協会編『第18回全国藩校サミット壬生大会 鳥居家三君に見る人づくりの精神』2021年、pp.16-22)
  5. (解説)「漂流者と内なる近代」(岩岡中正『幕末の漂流者・庄蔵 二つの故郷』弦書房、2022年、pp.108-115)
  6. 「細川家・松井家の近世前期意見書群」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 地域行政編』吉川弘文館、2022年、pp.361-368)
  7. 「近世初期における諸国城割と地域社会―藩政成立史序説―」(『永青文庫研究』5、2022年、pp.1-25)
  8. 「戦国天草最大の激戦地・棚底城―上津浦・栖本・相良氏と棚底城―」(天草市観光文化部文化課『史跡棚底城国指定10周年記念誌』2022年)
  9. 「地域史のなかの陣ノ内城」(甲佐町教育委員会『「陣ノ内城跡」国史跡記念シンポジウム』2022年)
  10. 「コメント」(『名古屋城調査研究報告 史料が語る 名古屋城石垣普請の現場』名古屋城調査研究センター、2022年)
今村直樹
  1. 「文明社会の進展と人々の動き」(新修豊田市史編さん委員会編『新修豊田市史 4 通史編 近代』豊田市、2021年、pp.74-81)
  2. 「郡制・町村制下の行政」(同上、pp. 194-197)
  3. (書評)「 奈良勝司著『明治維新をとらえ直す―非「国民」的アプローチから再考する変革の姿―』」(『明治維新史研究』19、2021年、pp.60-68)
  4. (書評)木越隆三著『加賀藩改作法の地域的展開―地域多様性と藩アイデンティティー―』(『加賀藩研究』11、2021年、pp.46-51)
  5. 「比較藩研究の提起-熊本藩共同研究からの発信-」(小関悠一郎氏と共著)(今村直樹・小関悠一郎編『熊本藩からみた日本近世-比較藩研究の提起-』、2021年、pp.1-13)
  6. 「近世中後期藩領国の地方行政と荒廃農村対策-熊本藩と尾張藩の比較-」(同上、pp.50-85)
  7. 「比較藩研究の深刻化に向けて-熊本藩にみる〈藩システム〉-」(小関悠一郎と共著)(同上、pp.297-312)
  8. 『廃藩置県と熊本藩』(三澤純と共編著)(第36回熊本大学附属図書館貴重資料展解説目録、2021年、全10頁)
  9. 「永青文庫資料と近代―廃藩置県と旧熊本藩士―」(『熊本近代史研究会会報』600、2021年、pp.24-25)
  10. 「『近世の地域行財政と明治維新』の意図と課題」(『岡山地方史研究』155、2021年、pp.21-28)
  11. 「細川家文書『上書』と近世中後期の熊本藩政」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 意見書編』吉川弘文館、2022年、pp.369-382)
  12. 「熊本被災史料レスキューネットワーク」(天野真志・後藤真編『地域歴史文化継承ガイドブック付・全国資料ネット総覧』文学通信、2022年、pp.225-228)
  13. 「石切場をめぐる大名家と村―伊豆半島の場合―」(『名古屋城調査研究報告 史料が語る 名古屋城石垣普請の現場』名古屋城調査研究センター、2022年、pp.100-101)
  14. 「近世後期藩領国の河川分水問題と流域社会―熊本藩領の白川を事例に―」(『永青文庫研究』5、2022年、pp.25-42)
後藤典子      
  1. 「細川忠興・忠利父子の名古屋城石垣普請」(『名古屋城調査研究報告 史料が語る 名古屋城石垣普請の現場』、2022年)
日高愛子    
  1. 『飛鳥井家歌学の形成と展開』(勉誠出版、2022年、全528頁)
  2. 「「運ぶ」伊勢と「書く」伊勢―版本『伊勢物語』にみる伊勢図像―」(『語文研究』第130・131合併号、2021年)
  3. 「久我美子自筆『桂能里の紀行』解題と翻刻」(『国語国文学研究』第53号、2022年)
三澤純    
  1. (論説)「古文書実習の成果を現実社会へ」、『2021年度 古文書実習調査報告書』(熊本大学文学部日本史学研究室) 著書
安高啓明    
  1. 伏キリシタンを知る事典』(柊風舎、2022年)
  2. 『上天草市史 姫戸町・龍ヶ岳町編 近世天草の支配体制と郡中社会』(上天草市、2022年)
  3. 「上田家文書調査第一次中間報告―新出キリシタン関連資料」(『天草市キリシタン資料館年報』第2号、2021年)
  4. 「熊本藩徒刑と佐賀藩徒罪の比較検討」(今村直樹・小関悠一郎編『熊本藩からみた日本近世』吉川弘文館、2021年)
  5. 「天草の潜伏キリシタンの信仰対象の特質と転化」(下園知弥・宮川由衣編『宣教師とキリスト教』西南学院大学博物館、2021年)
  6. 「近世天草における司法構造と調整機能―長崎奉行と大庄屋の司法的役割を通じて」(『汲古』第80号、2021年)
  7. 「天保期長崎代官の預所天草支配体制―流人の管理と処分の観点から」(『長崎市長崎学研究所紀要 長崎学』第6号、2022年)
  8. 「キリシタン禁制の展開」(南島原市教育委員会世界遺産推進室編『鈴木秀三郎コレクションⅠ』、2022年)
  9. 「長崎奉行所による遠島刑執行体制―長崎地役人の職務内容の分析から」(山田悠太朗と共著)(『法史学研究会会報』第25号、2022年)
2022年度
稲葉継陽  
  1. 「天下泰平と百姓鉄炮―八代・葦北郡をめぐって―」(八代城築城400年記念・令和4年度秋季特別展覧会・八代の歴史と文化31『町人と百姓の江戸時代』八代市立未来の森ミュージアム,2022年10月,117-122頁)
  2. 「藤木史学における村と平和―戦後思想との関係で―」(稲葉継陽・清水克行編『村と民衆の戦国時代史―藤木久志の歴史学―』勉誠出版、2022年10月,118-131頁)
  3. 「第37回 熊本大学附属図書館貴重資料展 悲劇の藩主 細川光尚 解説目録」(後藤典子と共著,2022年11月、全21頁)
  4. 「近世前期の災害と藩政」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 災害史料編』吉川弘文館,2023年3月、343-361頁)
  5. 「細川家キリシタン重臣加賀山隼人と細川忠興」(後藤典子と共著、『永青文庫研究』6,2023年3月,1-23頁)
  6. 「文献史料からみた菊池氏」(菊池市教育委員会『北宮館跡・北宮神社 総括報告書』2023年3月)
  7. (書評)「 高木純一著『中世後期の京郊荘園村落』」(『ヒストリア』293,2023年8月,51-59頁)
今村直樹
  1. (書評)「三村昌司著『日本近代社会形成史:議場・政党・名望家』」(『年報近現代史研究』14、2022年5月、pp.53-60)
  2. 「葦北・八代の惣庄屋・庄屋・在御家人」(『町人と百姓の江戸時代~私たちの歴史がここにある~』八代市立博物館未来の森ミュージアム、2022年10月、pp.123-127)
  3. 「近世後期史料にみる熊本藩の災害と社会」(熊本大学永青文庫研究センター編『永青文庫叢書 細川家文書 災害史料編』吉川弘文館、2023年2月、pp.362-382)
  4. 「熊本県の初代県知事『安岡良亮』」(『さわやか』97、熊本さわやか長寿財団、2023年3月、pp.16-17)
  5. 「地域史からみた北里柴三郎―小国時代とその周辺―」(『永青文庫研究』6、2023年3月、pp.25-40)
  6. 「幕末維新期熊本藩の茶生産と地域社会」(『グローバルな視野からとらえた日本の茶と茶文化に関する学問横断的研究〔アジア研究・別冊〕』2023年3月)
後藤典子      
  1. 「第37回 熊本大学附属図書館貴重資料展 悲劇の藩主 細川光尚 解説目録」(稲葉継陽と共著,2022年11月,全21頁)
  2. 「細川家キリシタン重臣加賀山隼人と細川忠興」(稲葉継陽と共著,『永青文庫研究』6,2023年3月,1-23頁)
日高愛子    
  1. (共編)『和学知辺草』(文学通信、2023年3月)

安高啓明    
  1. (監修)『潜伏キリシタン社会と"類族』(天草市・天草市立キリシタン資料館、2022年11月)
  2. 「潜伏キリシタン社会の構造―天草における類族の管理を通じて」(『潜伏キリシタン社会と"類族』(天草市・天草市立キリシタン資料館、2022年11月)
  3. 「熊本藩の同国意識と藩法形成―幕領天草を事例に」(『汲古』第82号、2022年12月)
  4. 『長崎と天草の潜伏キリシタン−「禁教社会」の新見地』(雄山閣、2023年1月
  5. (書評)「高塩博『近世諸藩の法と刑罰』」(『日本歴史』第896号、2023年1月)
2023年度
稲葉継陽
  1. 「室町期守護菊池氏の権力とその拠点」(『熊本史学』103、2023年8月、27-49頁)
  2. 「文献史料からみた多良木相良家・相良氏」(『多良木相良氏関連遺跡総合調査報告書』多良木町教育委員会、2024年3月)
  3. (書評)「書評 熱田順著『中世後期の村落自治形成と権力』(『史学雑誌』132-3、2024年4月、57-67頁)
  4. (展覧会解説目録)「第38回 熊本大学附属図書館貴重資料展 甦る歴史資料群―修復された絵図と古文書展― 解説目録」(全27頁)
今村直樹
  1. 「近世地域社会史からみた通潤橋・通潤用水の歴史的位置」(『重要文化財 通潤橋総合調査報告書』山都町教育委員会、2023年5月、181-190頁)
  2. 「明治零年代の士族反乱と旧藩主家・旧藩士族―佐賀の乱・神風連の乱における旧熊本藩を事例に―」(『日本史研究』731、2023年7月、1-27頁)
  3. 「近世後期藩領国の用水管理と地域社会―熊本藩領の馬場楠井手を事例に―」(『永青文庫研究』7、2024年3月、25-44頁)
  4. 「幕末維新期熊本藩の茶生産と地域社会」(『グローバルな視野からとらえた日本の茶と茶文化に関する学問横断的研究〔アジア研究・別冊〕』、2024年3月刊行予定)
  5. (シンポジウム趣旨説明)「特集にあたって」(『永青文庫研究』7、2024年3月、1-2頁)
  6. (コラム)「秋月悌次郎と熊本」(宮川聖子編『細川コレクション展 土方歳三資料館×肥後熊本藩』土方歳三資料館展実行委員会、2024年1月、103-104頁)
  7. (作品解説)「口書」(同上宮川編『細川コレクション展 土方歳三資料館×肥後熊本藩』、103-104頁)
  8. (史料解説)「史料から読み解く江藤家」(『国指定重要文化財 江藤家住宅』大津町教育委員会、2024年3月、11頁)
  9. 新修豊田市史編さん専門委員会編『新修豊田市史 別編 総集編』(愛知県豊田市、2023年、136-137,159-161,228,299-300,384頁)
  10. 「歴史の記録保全重要 寄稿「通潤橋」国宝指定へ」(『熊本日日新聞』2023年7月20日)
後藤典子
  1. (展覧会解説目録)「第38回 熊本大学附属図書館貴重資料展 甦る歴史資料群―修復された絵図と古文書展― 解説目録」(全27頁)
三澤純
  1. 「熊本藩の在中瓦葺禁止令と江藤家住宅」、熊本大学大学院人文社会科学研究部(文学系)『人文科学論叢』第5号、2024年3月
  2. 「往還と舟運による地域運営――近世後期における熊本藩領木倉手永を素材として――」(『永青文庫研究』7、2024年3月、)
安髙啓明
  1. (監修)『天草の﨑津集落世界文化遺産登録5周年記念 潜伏キリシタンのまなざし』(天草市・天草市立キリシタン資料館、2023年12月)
  2. 「五島藩禁教政策と潜伏キリシタンの評価―熊本藩と天草の比較を通じて」(『専修大学人文科学研究所月報』第324号、2023年7月)
  3. 「合足組」事件にみる庄屋側の潜伏キリシタン認識」(『天草の﨑津集落世界文化遺産登録5周年記念 潜伏キリシタンのまなざし』2023年12月)
  4. (書評)神保文夫『近世法実務の研究』」(『法制史研究』第73号、2024年3月)
  5. (書評)鈴木康子『転換期の長崎と寛政改革』」(『中央史学』第47号、2024年3月)




会議・セミナー

  1. 熊本大学文学部創立30周年記念事業・文学部附属永青文庫研究センター設置記念事業「永青文庫史資料の可能性」2009年5月30日 於熊本大学工学部百周年記念館
  2. 第16回熊本大学東京リエゾンオフィスイブニングセミナー熊本大学文学部創立30周年記念事業・文学部附属永青文庫研究センター設置記念事業「永青文庫史資料の世界」2009年6月4日
  3. 文学部創立30周年記念・文学部附属永青文庫研究センター設置記念 熊本大学文学部フォーラム「日本の近世がわかる―永青文庫から新しい研究の風を―」2009年12月5日 於熊本大学文法棟
  4. 第3回永青文庫セミナー「重賢夫人の手紙」 2008年11月 於熊本大学附属図書館
  5. 第4回永青文庫セミナー「御花畑屋敷(肥後藩国許屋敷)について」2009年11月 於熊本大学附属図書館
  6. 第5回永青文庫セミナー「永青文庫所蔵の信長文書の魅力」2010年11月 於熊本大学附属図書館
  7. 第6回永青文庫セミナー「永青文庫資料にみる肥後の景観の魅力―街道とその建築―」2011年11月 於熊本大学附属図書館
  8. 第7回永青文庫セミナー「竹原家故実と細川藩」 2012年11月 於熊本大学文法棟
  9. 永青文庫研究センター国際シンポジウム「安徽省博物館蔵『万暦27都5図黄冊底籍』の世界――宋―明期の江南における小経営発展と里甲制体制下の階層構成――」 2011年9月 於熊本大学文法棟
  10. 第8回永青文庫セミナー「絵と物語―永青文庫資料を中心に―」2013年11月 於熊本大学附属図書館
  11. シンポジウム「日本近世の領国地域社会―熊本藩政改革を焦点に―」2013年12月 於熊本大学文法棟
  12. 第9回永青文庫セミナー「近世初期細川家血判起請文の世界」2014年11月 於熊本大学附属図書館
  13. 書評会「日本近世の領国地域社会―熊本藩政の成立・改革・展開―」2015年10月 於熊本大学文法棟
  14. 第10回永青文庫セミナー「道家家三代と天草・島原一揆」「<肥後の維新>の主柱となった道家之山」2015年11月 於熊本大学附属図書館
  15. シンポジウム「海を越える異文化交流 安徽大学と熊本大学を繋げる中日異文化交流フォーラム」2016年5月 於安徽大学(中国)
  16. 第11回永青文庫セミナー安髙啓明「熊本藩刑法の特徴と犯罪の実態ー天領との比較を通じてー」2016年11月 於熊本大学附属図書館
  17. 永青文庫研究センター学内共同教育研究施設化記念講演会「永青文庫研究センター 成果と課題」「永青文庫藩政史料の魅力」2017年5月、於熊本大学百周年記念館
  18. 国際歴史会議「ICHSシンポジウム ANATOMY OF CIVIL WAR」「Popular Revolts And Violence In 16th Century Japan」2017年9月 於ロシア科学アカデミー(ロシア)
  19. 第12回永青文庫セミナー稲葉継陽「細川忠利の領国支配と熊本城」2017年11月 於熊本大学附属図書館
  20. 文部科学省情報ひろば特別展示「近世熊本城の被災と修復」2018年5月18日~6月22日 於文部科学省
  21. 2018年永青文庫所蔵古文書セミナー「新・明智光秀論」2018年9月 於肥後細川庭園松馨閣
  22. 第13回永青文庫セミナー竹島一希「永青文庫と『旅』」2018年11月 於熊本大学附属図書館
  23. シンポジウム「熊本藩からみた日本近世ー比較藩研究の提起ー」2019年3月 於熊本大学文法棟
  24. 熊本大学所蔵「松井家文書」調査 市民セミナー№1「加藤清正と名古屋城天守石垣」2019年7月 於熊本大学附属図書館
  25. 第14回永青文庫セミナー今村直樹「細川藩政と手永・惣庄屋制ー近代地方自治の胎動ー」2019年11月 於熊本大学附属図書館
  26. 第15回永青文庫セミナー三澤純「熊本城廃棄申請書の成立事情と『御城拝見』」2021年11月(オンライン)
  27. 第15回永青文庫セミナー今村直樹「廃藩置県後の旧藩主細川家と旧藩士」2021年11月(オンライン)
  28. YouTube名古屋城調査研究報告「史料が語る 名古屋城石垣普請の現場」2022年2月(オンライン)
  29. 第16回永青文庫セミナー稲葉継陽「細川光尚とその時代-天草島原一揆・寛永大飢饉・御国返上-」2022年11月 於熊本大学附属図書館
  30. シンポジウム「近世初期における『御国』と『公儀』-永青文庫細川家文書から-」2023年9月於熊本大学工学部百周年記念館
  31. 第17回永青文庫セミナー稲葉継陽「甦る歴史資料群-近世初期細川家の『御国』と『公儀』-」2023年11月於熊本大学附属図書館
  32. シンポジウム「地域社会史の視座から考える旧藩社会」2024年3月於熊本大学文法学部本館
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