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第16回熊本大学東京リエゾンオフィスイブニングセミナー熊本大学文学部創立30周年記念事業・文学部附属永青文庫研究センター設置記念事業「永青文庫史資料の世界」

1)講演会

日時: 平成21年6月4日(木) 18:00~19:50
場所: 東京キャンパスイノベーションセンター 1階国際会議室

2)意見交換会

日時: 平成21年6月4日(木) 20:00~21:00
場所: 東京キャンパスイノベーションセンター 1階国際会議室

●詳細・お申込みはチラシをご覧ください。
チラシ (2.95MB)

3)実施報告

熊本大学は、キャンパス・イノベーションセンター東京において、「永青文庫史資料の世界」と題したセミナーを開催した。このセミナーは、熊本大学文学部創立30周年記念事業、並びに文学部附属永青文庫研究センター設立記念事業の一環として行われ、一般講聴者のほか、来賓として細川 護熙財団法人永青文庫理事長らが出席した。

開会の挨拶では、 山村 研一 副学長が同センターにおける永青文庫研究の展開に対する期待を述べ、続いて、 甲元眞之 センター長が永青文庫史資料群の重要性に言及し、今後の研究の抱負を語った。

その後、 稲葉 継陽 永青文庫研究センター准教授が「熊本大学寄託永青文庫資料の構成と歴史的位置」と題した講演を行い、熊本大学附属図書館寄託永青文庫史資料群の概要を述べるとともに、その貴重さにも触れ、今後の総目録作成をはじめとした事業構想について語った。

続いて、 森 正人 社会文化科学研究科教授が「永青文庫の文学資料」と題した講演を行い、源氏物語を例にとり、物語史を大まかにたどりながら永青文庫の文学資料を紹介するとともに、永青文庫の文学資料から物語史を概観するという2つの視点について語った。

同センターでは、今後5年間程度を永青文庫史資料群の国指定を視野に入れた基礎目録の作成期間とし、研究活動の展開や、文化行政機関等との連携によって同史資料群の学術的・文化的価値を広く市民に発信するなどの事業を推進する予定。

 

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稲葉准教授による講演の様子
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開会挨拶(甲元センター長)
 

資料

講演 I 資料 (195KB)
講演 I スライド (802KB)

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