永青文庫叢書 細川家文書【第2期】(全5冊)

  • 「永青文庫叢書 細川家文書 熊本藩役職編」吉川弘文館、2019年
    「永青文庫叢書 細川家文書 熊本藩役職編」 宝暦6年(1756)から慶応2年(1866)まで、熊本藩役職に関わる「職制」(職制機構図)および「条目」(服務規程)を、図版編と翻刻編に分けそれぞれ収録。職制・条目に関する解説編も収め、巻末に収録史料目録を付す。藩政機構の全体像を図示し、部局や諸役人が果たすべき職務内容を記した史料群は「藩とは何か」を考えるために格好の素材。
  • 「永青文庫叢書 細川家文書 島原・天草一揆編」吉川弘文館、2020年
    江戸幕府を震撼させた重大事件に、熊本藩は最前線で対応。藩主細川忠利も大軍を率い幕府軍として参陣した。蜂起の様子や大名同士の連携、城攻めに向けた人員動員と物資調達、激しい交戦の様子、処罰と論功行賞、戦後の地域復興などがわかる細川家ゆかりの古文書・古記録を、未公開史料も含めて収録。近世史・日本キリスト教史研究に必備の史料集。
  • 「永青文庫叢書 細川家文書 地域行政編」吉川弘文館、2021年
    熊本藩では領国統治のため、重層的な行政組織が設けられた。郡代、惣庄屋、会所役人、村庄屋など、行政関係者それぞれの職掌を、絵図・古文書・古記録から解明する。徴税、土地管理、道・橋・用水などの普請、水防、窮民救済、農村復興などの社会の公共的な機能を担う様子と、年貢免率をめぐる百姓との交渉や紛争裁定などから地域の実情を描く。
  • 「永青文庫叢書 細川家文書 意見書編」吉川弘文館、2022年
    代替りや財政難、災害や黒船来航などの非常時に、藩から幕府へ、また家臣から藩主や家老へ、身分を超えて提出された上申書55点を収録。問題を指摘し、行動を諫め、あるべき姿を説いた文書は、危機感を表出して苛烈ですらある。これら意見は藩政を立て直すための策となり、改革への足掛かりとなった。日本近世史・藩政史研究に必須の史料集。
  • 「永青文庫叢書 細川家文書 災害史料編」吉川弘文館、2023年
    大雨・洪水・地震・虫害といった自然災害と、それに伴って疫病・飢饉などが多発した時代。甚大な被害で日常生活が破壊された社会を、財政が逼迫するなか、熊本藩はいかに立て直そうとしたのか。具体的な被災状況を総力をあげて把握し、地域社会の力に依拠しながら復興を模索した様子を、災害史料121点から明らかにし、熊本藩の危機管理をさぐる。

※内容説明は吉川弘文館HPより抜粋

 

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